「障がい者も健常者も一緒に楽しく生活できる場所づくり」を目指すNPO法人はぁとスペースは、
活動の一環として競技用車いすの体験会「キッズスポッチャ」を開催しています。
中学生・高校生は、福岡マラソン(5.2キロ)への挑戦もサポートしています。
体験会や練習会の模様を随時ご紹介します。
2019年
2020年
晴天に恵まれた3月24日、県内外の小学生から高校生までの9人が体験会に参加しました。準備体操とボールを使ったゲームで体をほぐした後、いよいよレーサーへ。
レーサーは日常用の車いすと違い車輪が三つあり、曲がるときに後輪をこぎながらハンドルで前の車輪を操作します。初めて挑戦する小学生の男の子は、「ハンドルが硬い」と少し戸惑った様子。それでも、山本浩之コーチのアドバイスを受け、体験会場である駐車場内をぐんぐん進みました。
ウオーミングアップの後、参加者は施設内にあるサイクリングコース(1周約2キロ)を各自のペースで駆け抜けました。慣れない子には親御さんの伴走も。走り終えた子どもたちの顔には充実感にあふれた笑みが広がっていました。
最後に日常用車いすに乗り換えた参加者は、ユニバーサルデザインチェックへ。施設の職員の人たちと一緒にトイレや売店、手洗い場などが使いやすいかなどについて意見交換しました。
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