地域を支える人を育てる 久留米大学【西日本新聞高校生版】

2019年12月3日(火)

1928年に創立された「九州医学専門学校」を礎として発展した久留米大学は、伝統ある医学部をはじめ、文学部、人間健康学部、法学部、経済学部、商学部の6学部13学科、4大学院研究科、20の研究所・センターなどを有する総合大学だ。「実践的人材の育成」と「地域文化への貢献」を基本理念とし、地域の医療・産業・文化を支える「人」を育てている。

久留米大学は、野村総合研究所の「成長可能性都市ランキング」(2017年)で「潜在能力」全国第5位に選ばれた久留米市に位置する。学生たちの地域貢献活動が盛んで、地域の企業や自治体等と連携し、地域活性化のために教育・研究活動の成果を生かしている。

法学部主催の文化振興活動「絣フェスタ」は、久留米市の伝統工芸“久留米絣”の魅力を広く社会に伝えるためのイベントで、毎年ファッションショーなどを開催している。

経済社会研究所主催の「筑後川ブランド大会」は、久留米市を流れる九州最大の1級河川・筑後川を象徴的なイメージとして、流域の農産物品や加工品、工芸品などをブランド認定することで、流域の文化や自然環境などをアピールするためのイベントだ。一般投票で認定商品を選出している。

また久留米大学病院には、福岡県で唯一の高度救命救急センターとドクターヘリを有し、北部九州の医療を支えている。「先端癌治療研究センター」は、がんの罹患率・死亡率が高いという北部九州の地域課題を解決するため、がんに対する革新的治療法・医薬品の開発研究を行っており、医療を通じた地域貢献も行っている。

「すこやかな『次代』と『人』を創る研究拠点大学」を目指す同大は、イギリスの高等教育専門誌「THE(Times Higher Education)世界大学ランキング2020年」において、久留米大学は国内の私立大学で5位(同位)にランクインし、注目を集めた。今後も教育・研究のさらなる質向上を目指し、様々な活動に取り組んでいく予定だ。

※詳細はこちら(久留米大学HP)から

【特集】西日本新聞高校生版

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