【福岡工業大学】「実践型人材育成」で高い就職率
九州の私立大学の中ではもちろん、全国でもトップクラスの就職率99.8%を誇る福岡工業大学。4年間の教育を通じて、実社会において必要とされる力を育成する姿勢が、企業側からも高く評価されています。
問題解決力や協働力を習得
2019年春、99.8%の就職率を記録した福工大。全授業の約8割をアクティブラーニング型とし、問題解決力や仲間との協働力などを養う、同校ならではの「実践型人材育成」が、高い就職率を実現する主因と言えそうです。
自身の主張を整理し、相手に伝えるための基礎スキルから、自身と他者との主張を比較検討し、相違点を明確にして議論するスキルまでを学ぶ「コミュニケーション基礎」や、社会理解を深めながら、自分はどのような役割を持って社会と関わりたいのかについて考えを深め「キャリア形成」の学習を1年次からの必修科目に設定。3年次からは、企業・団体が実際に抱える課題に取り組み、解決のためのプロセスを実践する約1カ月間の「課題解決型インターンシップ」を実施し、実社会でも応用できる能力を養います。
加えて、『就職は教育の一環』との共通認識と責任感を教職員全員が持ち、最後の1人まで細やかで丁寧な就職支援を行っています。
知能機械工学科4年生の上山恭史さんは、本年6月時点で企業6社からの内定を獲得。
「以前は口ベタな方でした。しかし授業でいろいろな場面で話す機会を与えてもらい、さらに『キャリア形成』では、今後、自分が何をやりたいのかを再確認して自主性が高まりました」と語っています。
早い時期から卒業後の進路確保を考えた上山さんは、1・2年次から複数企業のインターンシップに参加。そのことも、目標の明確化につながったそうです。
「福工大は、学生の主体性を大事にして勉強させてくれます。その上で将来の進路の目標や自分の夢に対し、しっかりサポートをしてくれます」と語ってくれた上山さんは、内定6社のうち大手建設会社への入社を決めており、入社後は工場やプラントなどの設備設計に携わる予定です。
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21世紀の産業界を支える先端科学技術分野や、今世紀の最重要課題である環境問題の解決に寄与する教育・研究体制が整っています。学生の創造的能力とセンスを伸ばす丁寧な教育と、充実したキャリア支援によって高い就職率を継続。これからの社会に貢献できる人材育成を進めています。
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