【福岡教育大学】教育実習で教員のやりがいを実感

2019年7月11日(木)

 豊かな知を創造し、力のある教員を育てることを目標に掲げる福岡教育大学。昨年度の北九州市教員採用試験で中学校音楽に合格し、現在市内の公立中学校で教壇に立つ森光啓斗さんに、大学での学びを聞きました。

生徒の成長を支える

-教員になるという夢をかなえました。

森光:福教大を選んだのは、教員になりたかったから。大学では勉強に加え、教育実習、学習支援ボランティア、音楽活動などでとても充実した4年間を過ごすことができました。

-教育実習の印象は。

森光:一番思い出深いのは中学3年生の音楽の実習です。授業中、全く歌わず、プリントも書かない男子生徒がいました。その生徒へのアプローチについて、日々試行錯誤を重ねる中で、その生徒とは授業以外でも学校や趣味などについて話し掛けるようにしました。すると、次第に授業に参加する姿勢を見せるようになったのです。翌年の高校での教育実習で、「森光先生!」と声を掛けてくれた生徒がいました。なんと、中学の実習で出会ったその生徒だったのです。その時改めて、教員のやりがいを実習生ながら感じました。

-教員採用試験への対策は。

森光:大学3年生の冬に受けた全国模試では、北九州市の採用試験志願者の中で思わしくない成績でした。大学の先生からのアドバイスや対策講座への出席のほか、友人からさまざまな勉強法を学び、自分なりの勉強スタイルを見つけました。そして、友人たちと一緒に切磋琢磨することで、見事合格することができました。

-教員としての意気込みは。

森光:生徒一人ひとりと向き合い、その生徒の苦手をなくし、良さや可能性を広げることが大切と考えています。ただ単に勉強を教えるだけでなく、生活面や心の面などさまざまな角度から生徒の成長を支えることのできる教員を目指し日々学び続けています。

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福岡教育大学

九州の教員養成拠点大学として、学校教育3課程(初等教育、中等教育、特別支援教育)を軸に、1年次から段階を踏んで深めていく教育実習や近隣市町村の学校などに出向くボランティア活動等を通じて、学校現場で高い実践力を発揮できる教員の養成に力を入れています。

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