マンションの資産価値は〝管理〟で決まる!今のままでは下落するのみ?

2019年2月4日(月)

マンション資産価値を維持できるかどうかは、管理の質次第

「マンションは管理を買え」といわれるように、〝管理〟はマンションの資産価値に影響する要素の一つ。メンテナンスがされていないなど、管理がずさんなマンションは資産価値が下落していきます。資産価値を維持できるかどうかは、管理の質次第。管理組合や管理会社の果たす役割を正しく知ることが大切です。

適時に適切なメンテナンスがされているか

最近、自分の住む分譲マンションの傷みが目立つと感じている人はいませんか?
どんな物件でも時間の経過とともに劣化していくことは免れません。マンションは所有者にとって大切な財産ですが、状況に応じて適時に適切なメンテナンスを施しておかないと、資産価値は下落の一途をたどり、住み心地も悪くなるばかりです。
そうなると将来、「売却したいと思ってもできない」「購入価格を大幅に下回る価格でしか売れない」といったことが起こる可能性もあります。

管理組合の活動が共有財産を守っていく

マンションの維持・管理を担うのは管理組合です。
マンションはいわば住民にとって共有財産。購入者は互いの快適な暮らしやその資産価値の維持を主な目的に、自動的に管理組合の構成員になり、組織を形成します。
理事など役員を選出し、運営が行われますが、最高の意志決定機関は総会です。住民の総意で物事が決まっていくので、一人一人がコミュニティーの一員として、マンション管理に対し意識的であることが大事といえます。

明確なビジョンを描くことが、資産維持につながる

住民が毎月払っている修繕積立金を使い、共用部分の定期的な修繕や不定期な改修工事、長期的な計画による修繕が行われます。
それらが適宜に実施されているのか。
近年の地震の多発や工事費用の高騰などに耐え得る財務状況なのか。
管理におけるいろいろな部分を点検し、これからの明確なビジョンを描くことが、今住んでいるマンションの「確かな資産価値の維持」につながります。

実務を担う管理会社とのより良い関係づくりもポイント

管理組合の多くが、実際の管理を管理会社に委任していますが、いつの間にか「全てを任せっぱなし」というケースも少なくないといいます。
管理の基本的な方針は、住民の意向を反映させるべきもの。
そのためにも管理組合が主体的に活動し、管理会社と良い関係を結んでいくことが、マンションの維持・管理に欠かせません。

2月24日、マンション管理を考える公開講座を開催

2月24日(日)に、天神スカイホール・メインホール(福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館16階)で、「マンション管理を考える公開フォーラム」(13:00~16:00、個別相談は10:00~)が開催されます。参加は無料。
管理会社とのより良い関係づくりについての講演や、管理組合の疑問に答えるQ&Aコーナーなど、マンション管理についてさまざまな知識を得られる内容です。
ぜひ参加して、大事な資産であるマンションの明るい未来を探ってみませんか。

公開講座詳細とお申込はこちらから。

問い合わせは、西日本新聞社公開講座「マンション管理を考える公開フォーラム」運営事務局
TEL 092-711-5065(9:00~17:00/土・日曜、祝日休み)へ。

企画・制作/西日本新聞社メディアビジネス局

【PR】マンション管理を考える公開フォーラム(主催:西日本新聞社 協賛:合人社計画研究所 福岡支店・トーメン建物管理