女性に多い下肢静脈瘤。診断・治療は血管外科へ。

2019年3月10日(日)

その症状、もしかして「下肢静脈瘤」?

女性で、立ち仕事の人、妊娠・出産経験者に多いと言われる「下肢静脈瘤」。以下のような症状が気になる場合は、もしかすると下肢静脈瘤かもしれません。

【下肢静脈瘤の症状例】

 ・足の血管が浮き出てボコボコしている
 ・夕方になると足がむくみ、だるくなり疲れやすい
 ・寝ているときに、よく足がつる
 ・足の皮膚がかゆい
 ・足の皮膚が硬くなっていたり茶褐色に変色している
 ・足の傷が治りにくく潰瘍(かいよう)になっている

下肢静脈瘤は多くの人がかかる一般的な疾患で、すぐに治療が必要となるような、命に関わる病気ではありません。しかし見た目が気になったり、足に大きな負担がかかっているため不快な症状が続いたりします。

基本的な治療法として、圧迫療法、硬化療法、手術があり、タイプや程度により対応が異なります。

レーザー治療のトラブルに要注意!

レーザー治療の普及とともに、多くの医療機関で下肢静脈瘤の治療が受けられるようになりましたが、トラブルも増えています。

「トラブルになる前に正しい知識を身に付けて、正しい診断を受けてほしい」と語る薬院血管外科クリニック院長の和田至弘先生に、下肢静脈瘤の治療について詳しく話を聞きました。

和田至弘先生


――何科に行けばいいですか?

血管の解剖や機能をしっかりと理解していることが重要です。血管外科医として修練を積んだ専門医を選んで受診してください。場合によっては〝治療しない〟選択肢もあるため、やたらと治療をすすめられたら、注意が必要です。

――レーザー治療とはどんな治療ですか?

数ミリのファイバーで血管を焼灼する血管内治療です。手術は保険が適用され、日帰りで、前後の処置を含めても1時間もかからず、歩いて帰れます。治療方法は進歩しているので、患者さんの負担がより少ない新しい機器を扱うには高度な技術が必要。両足同時の治療は、リスクを考えるとおすすめしません

まずは、正しい診断を受けることから

「下肢静脈瘤かも」と気付いていても「受診が怖い」と不安を感じている人が多いかもしれません。

しかし「受診=治療」ではありません。気になる症状がある場合は、まずは正しい診断を受けることが大切です。

医療機関を受診すると、まずは診察・エコー(超音波)検査が行われます。その後、医師から病状や治療法の説明があり、下肢静脈瘤のタイプ、症状、患者の希望をふまえて、今後の対応が決まります。

日帰り手術を行うのクリニックもあり、福岡市中央区にある薬院血管外科クリニックもその一つ。先端治療について分かりやすく説明するセミナーも実施しています。

 

薬院血管外科クリニック

下肢静脈瘤の治療では外科手術を行うため、基本的に入院が必要とされてきましたが、新しい麻酔方法の開発により日帰り手術が可能となりました。

薬院血管外科クリニックは福岡で下肢静脈瘤治療に特化した日帰り手術を行うクリニックとして、2014年に開院しました。「忙しくてなかなか治療ができない」「どこに相談してよいか分からない」といった患者様に対して、正しい情報を提供し、最も適した治療を提案しています。

■住所/福岡市中央区薬院3-3-5 オフィスニューガイアLAPIS薬院8階

■TEL/092-534-3001

■ホームページ/https://www.yakuin-kekkan-clinic.com/

※情報は2019.3.10時点のものです

企画・制作/西日本新聞社メディアビジネス局

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