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旅への欲求を満たす本物が息づく島 対馬

九州最北端に位置する長崎県の離島・対馬。
豊かな自然に育まれたこの島には独自の自然があるだけでなく 「国境の島」としての大陸との交流の軌跡が今も残っています。 そんな島で慎ましくもたくましく暮らす人にお会いしました。

対馬の城下町を歩く

城下町として発展した厳原(いずはら)は、隆盛を誇った江戸時代の面影を中心に、至るところに史跡が点在。対馬藩主宗家の菩提寺となる「万松院(ばんしょういん)」をはじめ、城下町の鎮守として今も愛されれる古社「厳原八幡宮神社」や対馬の歴史や自然史の資料を展示する「対馬博物館」などもあり、さまざまな角度で対馬の歴史を知ることができます。そんな厳原を起点に対馬の旅を始めてはみてはいかがでしょうか。

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海の守人

対馬は南北82km、東西18kmと細長く、暖流「対馬海流」の影響を受けた温暖な気候の島。海岸は沈降と隆起によってできたリアス海岸を形成し、その美しさは日本でも有数です。しかしその一方で、世界的な温暖化やアジア諸国の近代化に伴った環境破壊の影響が、近海から海藻がなくなる「磯焼け」や漂着ゴミ問題という形で顕在化。そんな問題に真剣に対峙し、後世に対馬の美しい海を残そうと活動する人たちに出会いました。

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海の職人

黒潮系の水塊と東シナ海の沿岸水が混ざり合う対馬海峡が漁場の対馬は、日本を代表する水産資源の宝庫。古くから漁業も盛んで、さまざまな魚種が対馬から揚がります。中でも名物がマアナゴ。そんなアナゴを専門に漁獲する穴子船幸生丸の船長・築城慎一さんに、漁師になった経緯や、アナゴがどのようにして対馬の名物になっていったのかなどを伺いました。

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里山の守人

対馬は島の約9割は森林に覆われており、標高200~300mの山々は海岸まで迫るほど。また島の面積の約17%が国定公園に指定され、ここでしか見られない動植物が生息しています。そんな豊かな自然に育まれた対馬ですが、放棄耕作地の増加の影響でイノシシやシカによる「獣害」が多発。高齢化や過疎化に伴いツシマヤマネコが生息しやすい田畑も減少し、絶滅も危惧されています。里山を守る人たちは、人と自然の共存を目指し活動していました。

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自然の案内人

対馬には海や山を案内する人たちがいます。案内人たちは切り立った美しい山々がどのように形成されたのか、そしてその場所が歴史の中でどんな役割りを果たしたのかなどを説明。そうしてより深く対馬のことを知った上で対馬を巡ると、また違った対馬の景色が見えてくるはず。さらに対馬で実施される「島おこし協働隊」の活動を経て対馬に移住し、対馬の在来馬「対州馬」を育てる吉原知子さんにも今後の夢について伺いました。

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グルメ探訪

対馬のグルメといえばやはり海の幸。豊かな漁場がある対馬には、アナゴをはじめバラエティに富んだ魚種がそろいます。さらに、清酒「白嶽」や焼酎「対馬やまねこ」といった地酒も見逃せません。対馬の美味しい水を使う地酒は、対馬の鮮魚との相性も抜群です。また近年では、お茶やユズといった対馬の新しい名産品も登場。それに伴い、バラエティに富んだ加工品も誕生しています。

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対馬のお宿

対馬の自然と歴史と人に触れるために、少なくとも一泊はしていただきたい。全部屋オーシャンビューのラグジュアリーなホテルはもちろん、対馬ならではの宿もオススメです。例えば、1512年に建立した寺院「西山寺」は宿坊も運営。厳原の高台にあるこの寺院は、対馬の歴史を知るまち歩きの拠点にもぴったりです。また、農業や漁業が体験できる「農泊」もおすすめ。あなたのライフスタイルに合わせて対馬の宿をお選びください。

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マップ&スポット一覧

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