【西南学院大学】新設の外国語学部はここが違う!

2019年12月19日(木)

 急速に進む国際化と、高度な外国語教育へのニーズの高まり。そうした社会の流れを受けて西南学院大学は、2020年度より「外国語学部」を新設します。バークレー学長と、同学部のカシャ氏(准教授就任予定者)に、新学部での学びについて聞きました。

独自のプログラムを提供

 文学部を改組して設置される外国語学部。学部新設についてバークレー学長は、「日本国内に住んでいても、国際化の流れをいや応なく実感する時代。多言語・多文化社会の中で活躍できる学生を育成することが、本学の使命です」と語ります。カシャ氏も自身の講義方針について、「現地の人々が使っている言葉でコミュニケーションを図り、異文化や背景の違いを認め理解する喜びを学生たちと共有したい」と考えているそうです。

 昨今、多くの大学が外国語教育に力を入れていますが、「本学は現在、世界に100数校の協定校を持ち、今期も100名を超す交換留学生の受け入れと派遣を行っています。さらに、伝統的に『コミュニケーション学』の教育や研究に取り組んでおり、新学部では、単に『話す』『聞く』だけではなく、相手の気持ちを想像しながら、相手の心を理解できる語学力の習得を目標にしています」(学長)。

「日本人同士の会話でも、本来とは異なる意味合いで使う言葉があるように、英語でもフランス語でも、翻訳しにくい言葉はたくさん存在します。そうした〝生きた言葉〞を学ぶことで、お互いの考え方や感じ方まで伝え合える能力が身に付いていくことでしょう」(カシャ氏)。

 同大は新学部設置に伴い、1年次の夏休みや後期、さらに2年次以降と、早い段階から国際交流や留学を体験できるプログラムを設置。また、国際交流提携校と学部独自の協定を締結し、海外の大学に在籍しながら両大学の学士号を修得できるダブルディグリープログラムもスタートします。

西南学院大学

 西南学院は、1916年、アメリカ人宣教師C.K.ドージャーによって創立され、「西南よ、キリストに忠実なれ」という遺訓は、西南学院の建学の精神として今日まで脈々と受け継がれています。現在、7学部13学科の文科系総合大学として、約8,400名の学生が学んでいます。

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