【純真学園大学】「AI時代」に活躍できる 医療人育成プログラムに着手

2020年9月3日(木)

 近年、様々な産業への導入が進んでいるAI(人工知能)。もちろん医療分野においても、AI導入による診療の効率化や診断の正確性向上、さらに遠隔医療への応用などが期待されています。そうした時流の中で純真学園大学は、医療分野ならではの事情を理解した上で臨床業務へのAI導入を図れるような、「医療に特化したAIジェネラリスト」を育成するプログラムをスタートさせました。

早くも「G検定」合格の学部生たちも

医療現場とAI技術者との「橋渡し役」が必要

 看護学科・放射線技術科学科・検査科学科・医療工学科の4学科を擁し、医療現場で活躍するスペシャリストを輩出し続けている純真学園大学。2011年の開学以来、地域医療の発展に寄与することを目指し、医療技術の修得を中心に「心を養う」ことや「感覚を磨く」ことにも注力しています。
 同大学が、AI関連の教育プログラムを本格的にスタートさせたのは、2020年4月から。4学科すべての希望者を対象とした「人工知能学」をカリキュラムに組み込み、初年度は希望者の中から選抜した15名が受講開始しました。新しい講義を立ち上げるにあたって、同大の担当教員たちもAI専門企業の研修を受け、学生たちへの適切な指導ポイントなどを学んだそうです。

 工業系の大学や専門学校などでは、AIに特化した講義を始める動きが盛んですが、医療系教育機関としては非常に先進的な取り組みと言えます。その狙いについて同大の村中 光副学長は、「臨床工学や放射線技師の分野では、AIやコンピュータに関する事柄の一部を学びますが、医学部や関連学部には、それらを本格的に学ぶ機会がほとんどありません。しかし、医療の特殊性を理解している人材でなければ、実効性の高いシステム導入は難しいのではないでしょうか」と指摘します。

 規格が統一されている工業製品などと異なり、年齢・性別はもちろん、病変が生じている箇所や症状の進行度、既往症や薬歴など、患者の状況は1人ひとり違っているのが当然。まさに十人十色、百人いれば百色の患者に対し、常に一定レベル以上のサービスを提供せねばならないのが、医療の難しさです。
 「医療現場を知らないAI技術者に、医療行為ならでは特殊性を“通訳”する、つまり、医療とAIとの『橋渡し』ができる人材を育てようというのが、AI関連教育を開始したきっかけです」(村中副学長)。初年度はまず、「人工知能学」をカリキュラムの中に入れ、受講生の中から、AIやディープラーニングに関する知識と理解度を認定する「G(ジ ェネラリスト)検定」合格者を出すことを目標にしました。

初年度受講生のうち8名がG検定に合格

 医療分野へのAI導入は、産業界でAIが話題になり始めたばかりの頃から試行が繰り返されています。特に、レントゲンやCT、MRIなどとAIとを組み合わせ、画像診断をより速く・正確に…という活用法は、いわゆる第3次AIブーム(2006年~)が始まる前から有力視されてきました。

 ただし前述のように、同じ疾患であっても患者の状態はそれぞれ異なっており、機器側の設定(レントゲン線量など)によっても、得られる画像のコンディションは変化します。そのため、AIに診断用画像を機械学習させる場合、1つひとつのデータに医学的な“見立て”を付加しておかないと、どれだけ多くのデータを読み込ませても診断精度は上がらないのです。
 「そこで本学の人工知能学講座では、一般の工学部とは少し異なる『医療に適応したディープラーニングやAIを学ぶ』という点に注力しました」「医療現場におけるAI活用法は、病気の診断や画像処理ばかりでなく、診断基準の作成や事務的処理、患者登録システムなど多岐にわたります。しかし、そのためのAI教育を実施しているところはほとんど無かった。だから本学がやろうと考えたのです」(副学長)。

 村中副学長はもちろん講義担当の教員たちも、「初年度ではあるものの、選抜した15名全員にG検定を取得してもらいたい」と、大いに意気込んでのスタートでした。その期待に応えて2020年7月、早くも受講生8名がG検定に合格!! そのうちの1人、医療工学科2年の脇坂 布紀さんは、人工知能学の講義を受け始めた当初、「専攻が工学系ですから、もともとAIには興味を持っていましたが、実際に講義を受けてみると意味が判らない概念が多くて戸惑いました。また、AIの仕組みだけではなく、その歴史や変遷の過程も覚えなければならないことに驚きました」との印象を持ったそう。


 同じく合格者の1人、放射線技術科学科2年の儀間 絢音さんも、「私の場合、大学入学後にPython(※)を使ったプログラミングを学ぶまでは、ICT系の勉強はほとんどやったことがありませんでした。だから、人工知能学で出てくる初見の単語や、説明されても意味が判らない内容を自分なりに咀嚼し、“自分の言葉”に変換して覚えるのが大変でした」と、受講の感想を語ります。

 G検定の試験を受けるには、AI関連の知識ばかりでなく、高等学校数学Cレベルの計算力や法律的な知識も、ある程度まで必要になります。ディープラーニングの活性化関数や学習率調整、AIを産業に応用する際の法的・倫理的問題などについて出題されるからです。脇坂さん、儀間さんとも自分なりに勉強法を工夫しながら、見事に検定合格の実績を勝ち取りました。
(※汎用プログラミング言語の1種。数値計算や数列・文字列検索など実務用プログラムのほか、機械学習用プログラムでも多用されている。)

基本理念にも結びつく、数々の先進的な取り組み

 純真大の「人工知能学」は、G検定合格を最終目標としているわけではありません。来年度以降は、受講者をさらに増やす計画であるのに加え、大学院における人工知能学関連講座の新設も前向きに検討。G検定よりさらにハードルが高い、「E資格」の取得を目指します。

「医療現場でAIに関する専門知識を持っている人材は、まだまだ少数。教育機関側に、AIをシステム的に学べる仕組みが無いからです。」(副学長)。だからこそ、まずはディープラーニングに関する広範な知識の中から、最適な判断ができる「ジェネラリスト」を、次いで、AIエンジニアに相応しい能力と医療知識とを有する「スペシャリスト」を育成し、AI時代に活躍できる医療人を育成する。それが延いては、地域医療の発展にも寄与する。そうした考えに基づくAI関連教育である点を、村中副学長は強調します。

 そんな大学側の意向は、受講した学生たちにも伝わっており、例えば儀間さんは、「人工知能学の先生から、『これからの時代の人々は、否応なく“AIを使う人間”と“使われる人間”とに分けられていく』と言われました。G検定に合格したことで、自分は“使う”側の人間になるきっかけを与えられたのだと自覚しています」「Pythonで作ったデータとAIを活用すれば、治療計画のフローチャートを作れそうだ…など、AIの活用法を自ら考える思考法が身についたように感じます」と、確かな手応えをつかんだ様子。
 同じく脇坂さんも、「臨床工学技士の仕事とAIとは、今後、切っても切れない関係になることは明らかです。臨床工学技士の仕事をAIが代わって行うようになったら、私はそれを管理する側になれるよう、今後も勉強を続けたいと思います」と、目標を語ってくれました。


 AI関連教育はもちろん、近年の医療現場では必須の「チーム医療」について、メディカル・ラーニング・センターを活用したシミュレーションを行ったり、今後さらに進むであろうグローバル化に対応すべく、「医学英語検定4級」取得を目指す授業を行ったりと、常に先進的な取り組みに挑戦中の純真学園大学。AIなど先端技術を駆使できる技能と、医療人に求められる人間としての温かみとを兼ね備えた人材が、これからも続々と誕生しそうです。

<純真学園大学>
 
 純真学園大学の雰囲気や施設、授業や実習の様子、そして入試情報などを紹介する動画特設サイトが新しく開設されました。2019年8月に完成した「Medical Learning Center」のカフェレストランや実習施設などを360度すべて見渡せるVR動画も準備しています。是非ご覧ください。
〇詳しい情報はこちらをチェック

 

企画・制作/西日本新聞社メディアビジネス局

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福岡県警察からの情報 ~【注意!】高齢者の交通死亡事故が増えています~

2020年4月15日(水)

高齢者の交通事故が増えています。安全運転と安全行動をあらためて確認し、自分の命、他の人の命を守りましょう。
今回は、危険が多い交差点での安全運転と安全行動をご紹介します。

交差点での安全運転

横断歩道を渡る歩行者を優先させるのはドライバーの義務です。
「対向車は大丈夫か」「歩行者は来ていないか」常に注意をしてください。
また、高齢ドライバーの人は、「雨天や夜間の運転を控える」「長時間運転をしない」など自分なりの運転ルールを決める「補償運転」についても考えてみましょう。

 

交差点での安全行動

歩行者は、青信号で横断歩道を横断、横断中も左右確認を徹底しましょう。
また、夕方からは反射材を身に着けるなど自分の身を守る行動を心がけましょう。

 

 

Fukuoka FUN LIFE Project  ~高齢ドライバーによる事故を減らすために~

 高齢のドライバーによる自動車事故が相次ぎ、大きな社会問題となっています。その背景には「車がないと移動手段に困る」という利便性の問題や「自分は大丈夫」といった過信、車への愛着などがあります。
 西日本新聞社とQラボ(九州しあわせ共創ラボ)は、各関係団体と協力し、安全で誰もが安心して暮らせる福岡を目指す企画「Fukuoka FUN LIFE Project~高齢ドライバーによる事故を減らすために~」をスタートさせました。車を取り巻くテクノロジーの進化や加齢による運転技能の低下を補う方法など、事故防止につながる情報を発信し、「これからの運転」を考えるきっかけを提供していきます。

 Fukuoka FUN LIFE Projectのホームページはこちら

 

企画・制作/西日本新聞社メディアビジネス局

情報提供/福岡県警察本部 交通企画課

 

福岡県警察からの情報 ~【注意!】交通死亡事故が増えています~

2020年4月15日(水)

Fukuoka FUN LIFE Project(※)では、福岡県警察からの情報も適宜お伝えしていきます。

このところ交通死亡事故が多発しています。あらためて注意点を押さえておきましょう。

 

高齢歩行者が巻き込まれる事故

多くの高齢者が歩行中に事故で亡くなっています。青信号と横断歩道で安全な横断を行ってください。横断中も車をよく見るようにしましょう。

 

車両単独の事故

20代の人は夜間の運転に特に注意してください。

「その速度で、カーブは曲がれるか」「見えづらい夜道に歩行者はいないか」など。

夜こそ、昼より安全運転を心がけましょう。

 

車両相互の事故

交差道路での安全確認はできていますか。

「見えてないけど、大丈夫“だろう”」「車は来ていない“だろう”」などの“だろう”運転はとても危険です。事故で悔やむ前に確実な安全確認を!

 

飲酒運転による事故

飲酒運転の代償を忘れていませんか?

「飲酒運転は絶対しない、させない、許さない。そして、見逃さない」が鉄則です。

飲酒運転かな?と思ったら迷わず110番通報をお願いします。

 

自分が守る、家族を守る、みんなで守る笑顔の交通安全

 

(※) Fukuoka FUN LIFE Project  ~高齢ドライバーによる事故を減らすために~

 高齢のドライバーによる自動車事故が相次ぎ、大きな社会問題となっています。その背景には「車がないと移動手段に困る」という利便性の問題や「自分は大丈夫」といった過信、車への愛着などがあります。
 西日本新聞社とQラボ(九州しあわせ共創ラボ)は、各関係団体と協力し、安全で誰もが安心して暮らせる福岡を目指す企画「Fukuoka FUN LIFE Project~高齢ドライバーによる事故を減らすために~」をスタートさせました。車を取り巻くテクノロジーの進化や加齢による運転技能の低下を補う方法など、事故防止につながる情報を発信し、「これからの運転」を考えるきっかけを提供していきます。

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情報提供/福岡県警察本部 交通企画課

 

スタートダッシュでライバルに差をつけたい高校生のために【代々木ゼミナール新学年講座】

2020年2月14日(金)
実力派講師陣が志望校への現役合格をサポート

 4月から始まる新学年。受験年度を控えた新高3生にとってはもちろん、実力固めの1年間となる新高2生、文理選択を意識した学習が始まる新高1生にとっても、ライバルに少しでも差をつけておきたいところでしょう。そんなニーズに応え、一歩先んじた学びの場を提供するのが、代々木ゼミナール(以下「代ゼミ」)が実施する「新学年講座」。本年2月4日(火)から新学期スタートまでの間に、受講生の学力を効果的に伸ばしてくれそうな学習プログラムです。

「復習」「予習」を通じて新学年に向けた実力を

 『志望校が母校になる』をキャッチフレーズに、全国6都市に直営校を展開する代ゼミ。2月から始まっている「新学年講座」は、現学年の学びの中で苦手意識を持っている箇所を克服しつつ、新学年の学びに向けて一歩早いスタートを切る講座内容。学力向上の基本である「復習」と「予習」の両方が1度にできるのですから、志望校合格に向けた力強い第一歩になりそうです。


4月からの新学年スタートに向けてライバルに差をつけよう!


 受講できる科目は、受験の“キモ”となる英語と数学(新高1~3生対象)に加え、国語(現代文及び古文/新高2・3生対象)、理科(物理及び化学/新高3生対象)で、各科目とも「ハイレベル」と「標準」の2コース。例えば「新高3標準英語《構文》」は、英文を素早く正確に読むために必要な構文の基礎を学ぶのに対し、「新高3生ハイレベル英語《構文》」では、より正しく英文を読む力を培うための、語彙と文法に関するテクニックを習得…といった具合に、自身の学習状況に応じてレベルを選択できます。

 授業は1講座90分×4回で4講座まで無料招待。受講するうちに成績が伸びてきた科目は、より高いレベルにステップアップすることも可能です。復習と予習が同時にできる点、学習状況に応じたレベルや範囲を選べる点が、代ゼミ「新学年講座」の大きな特徴と言えます。

対面授業+映像授業による最適スケジュールで受講

 各校舎の教室で、講師と対面して受ける通常の「対面授業」だけでなく、代ゼミ独自の「フレックス・サテライン(映像授業)」を選べる点も、新学年講座の見逃せないポイントです。


緊張感を持って臨める対面授業


 対面授業は、コンパクトな教室で行う少人数制授業。講師が、受講生1人ひとりの表情や理解度を確認できる環境づくりに配慮しているので、“緊張感がある雰囲気で勉強した方が真剣になれる”という受講生には、こちらがオススメです。
代ゼミの講師は、数多くの受験生を志望校へと導いてきた実力派揃い。授業がわかりやすいだけでなく、質問や添削指導、学習相談にも親身に応じてくれます。『もっと学びたい』と思わせる講義で、受講生の学力をさらに引き上げてくれそうです。

 一方、フレックス・サテラインとは、本部校の対面授業やスタジオ収録した授業を、受講生のスケジュールに合わせて受講できるシステム。部活動や学校行事などの都合で、対面授業を受けられない日があるかも…という受講生は、対面授業とフレックス・サテラインを組み合わせて受講できます。


自分の予定に合わせて受講スケジュールを組むことができるフレックス・サテライン(映像授業)


 フレックス・サテラインは、専用教室内の個別ブースで受講するので、周囲を気にせず集中して学べるのはもちろん、一時停止や早送り・早戻しなど、映像ならではの機能も活用できます。
だから、“今のどういう意味かな!? 少し前の説明をもう1回聞きたい”“今の用語、メモしたいからちょっと待って!”といった箇所では、早戻したり一時停止したりしながら理解度を高めていけるのです。

フォローアップ面談など心強いサポート体制

 本物の学力を身につけるには、毎回の授業内容を完全に理解することが重要です。代ゼミの新学年講座は毎回の授業ごとにチェックテスト(※)を実施し、個々の受講生の疑問点や理解できていない箇所を確認。“イマイチわからない”をそのままにせず、しっかり理解してから次の授業に進めるよう配慮しています。


充実のサポート体制


 自習室は、新学年講座を申し込んだ当日から3月31日(火)まで利用し放題なので、チェックテストでわからなかった箇所などを改めて確認することができます。1人1席の自由席で快適な学習環境で自習がはかどりそうです。また、最終講義終了後も安心して学習に取り組めるよう、スタッフとのフォローアップ面談を実施。今後の課題や新学年の学習計画について受講生とともに考えます。
※一部講座でチェックテストの仕様が異なる場合があります。また英語の授業ではチェックテストに代わり、表現力を高める「Practice Time」を実施します。

<代ゼミ高校生コース 新学年講座>

 

この春、代ゼミで始めよう。

「新学年講座」は、4月から始まる新しい学年へ向けたスタートプログラム。「ライバルよりも一歩リードしたい」「苦手を克服して次の学年に進みたい」そんなあなたの想いに応えます。志望校現役合格への道は、代々木ゼミナール「新学年講座」からスタートします。

 

新学年講座を申し込むと、各教科の基礎を固めることができる「単元別基礎力完成講座」全講座を、最大2ヵ月間無料で受講できます。 新学年講座への申し込みは、代ゼミ各校舎の受付窓口にて。 受付時間や申し込みの流れなどの詳細は、代ゼミWebサイトでご確認ください。

〇詳しい情報はこちらをチェック

 

企画・制作/西日本新聞社メディアビジネス局

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65歳以上の人の地下鉄利用は「ちかパス65」がお得

2020年1月30日(木)

 空港線、箱崎線、七隈線と三つの路線がある福岡市地下鉄。高齢者はもちろん、体の不自由な人や子ども、外国人など誰もが利用しやすく、「人にやさしい地下鉄」を目指しています。

 福岡市地下鉄を運営する福岡市交通局の藪内駿さんに、安全・安心な輸送サービスの取り組みについて聞きました。

総務部 営業第1課 ICカード係 藪内駿さん

 

全ての駅にエレベーター、エスカレーターを完備

 福岡市地下鉄はお年寄りや体の不自由な人、子どもや外国人など全ての人が快適に利用できるように、駅や車両にさまざまな工夫を凝らしています。藪内さんは「全駅にエレベーターを配置しているので、地上の出入り口から地下のホームまでエレベーターを乗り継いで行くことができます(一部の駅は隣接ビルのエレベーターを利用)。ホーム階からコンコース階までは、上りのエスカレーターを全駅に整備しています」とバリアフリー設備を説明します。

 

シニア世代はもちろん、誰もが利用しやすい地下鉄

 2005年に開業した天神南駅と福岡の西南部・橋本駅を結ぶ七隈線は、全ての駅に上下のエスカレーターを設置している他、車いすでスムーズに走行できるように、ホームと車両の段差と隙間を縮小しています。多機能トイレは全線の全駅に完備しており、誰もが利用しやすいように配慮したユニバーサルデザインを積極的に導入し、注目を集めています。「シニア世代はもちろん、全ての人が安心して気軽に外出できるように、福岡市地下鉄は今後も『人にやさしい』駅施設や車両の整備を進めていきます」

 

乗り降り自由で気軽に出掛けられる「ちかパス65」

 福岡市地下鉄の魅力の一つが、多くの商業施設や公共施設の周辺に駅があること。それぞれの駅の近くには繁華街、海、川、神社やお寺、森や公園など個性豊かなスポットも点在しています。福岡市地下鉄のホームページには、各駅の見どころや周遊のこつなど、お役立ち情報が盛りだくさんです。

 藪内さんは「65歳以上の方は、地下鉄全線が乗り放題になる定期券『ちかパス65』が購入できます。ぜひご利用ください。1カ月6000円、3カ月1万6000円、6カ月3万円で、通常の『ちかパス』の半額以下になり、とてもリーズナブルです」とアドバイス。「ちかパス65」は2016年からスタートしたシニア向けのサービスです。乗り降りが自由でいつでもどこでも気軽に出掛けられるとあって、利用者が増加しています。行ったことのない駅にぷらっと途中下車をして、ゆったり散歩するなど新鮮な気分を味わえるのも乗り放題定期券の醍醐味(だいごみ)です。

 運転免許証を自主返納した人には「さらにうれしい特典があります」と藪内さん。「運転経歴証明書を提示して、ちかパス65を購入すると、ちかパス65のはやかけんに3000ポイント(円)がもらえる『運転免許返納割』を実施しています。ポイントはチャージすることで、鉄道やバスなどで利用できるほか、いろいろなお店や自動販売機などで、電子マネーとして利用できます。返納後1年以内で2回まで(合計6000ポイント)適用できます」


「ちかパス65」イメージ


 特に最近は「運転免許返納割」の申請が多くなっているそうです。「高齢ドライバーによる交通事故をきっかけに、免許返納の機運が高まった結果ではないかと考えています。マイカーから地下鉄への乗り換えは、重大な事故の防止につながります。今後も他の交通機関とのさらなる連携を図るなどで、街をつなぎ、人をつないで、福岡の日常を支える都市基盤としての役割を果たしていきたいと考えています」

※掲載されている情報は、2020年1月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

 

Fukuoka FUN LIFE Project  ~高齢ドライバーによる事故を減らすために~

 高齢のドライバーによる自動車事故が相次ぎ、大きな社会問題となっています。その背景には「車がないと移動手段に困る」という利便性の問題や「自分は大丈夫」といった過信、車への愛着などがあります。
 西日本新聞社とQラボ(九州しあわせ共創ラボ)は、各関係団体と協力し、安全で誰もが安心して暮らせる福岡を目指す企画「Fukuoka FUN LIFE Project~高齢ドライバーによる事故を減らすために~」をスタートさせました。車を取り巻くテクノロジーの進化や加齢による運転技能の低下を補う方法など、事故防止につながる情報を発信し、「これからの運転」を考えるきっかけを提供していきます。

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路線バスが乗り放題になるシニアの味方「グランドパス65」

2020年1月30日(木)

 福岡の人々の「地域の足」として親しまれる西日本鉄道は、超高齢社会に対応したバス、電車の便利なサービスをいち早く発信しています。自動車事業本部の野口弘一郎さんと樋田明子さんに詳しい話を聞きました。

自動車事業本部 営業企画部 営業企画課 係長  野口弘一郎さん(左)と 樋田明子さん

シニア世代の外出を応援する定期券

 超高齢社会の到来を見据え、西日本鉄道は2000年にシニア世代向けの便利なサービスを開始しました。65歳以上の人限定の定期券「グランドパス65」です。西鉄の路線バス全線が1カ月6100円で乗り放題になり、さらに割安となる3カ月券、6カ月券、1年券の4種類があります。利用者は年々増え、現在は約6万4000人が保有する人気の定期券です。

 野口さんは「シニア世代が気軽に自由に移動できるよう交通手段を確保するのは、広大なネットワークを抱える交通事業者としての使命です」と言い切ります。「いつものお買い物やお出掛けに、旅行などのちょっとした遠出にも便利です。シニア世代の外出の機会が増え、健康の促進にも役立てたらうれしいです」

シニア世代のアクティブな活動を応援するイベントにも参加している

車内で意気投合して「パス仲間」増える

 樋田さんは「年齢に伴い、車の運転に不安を感じている人や、運転免許証を返納した人にもぜひ利用していただきたいです」と提案します。グランドパス65は、運転経歴証明書の交付から1年間はいつでも1000円引きで購入できる「運転免許証返納割サービス」を2014年から実施しています。

 「車を運転していた人ほど、バスになじみが薄いのではないでしょうか。慣れないバスに乗って行き先を間違えるのが不安という声も聞きます。乗り放題のパスがあれば、行き先や停留所を間違えても、料金を気にせず乗り換えられるので初心者に安心です」

 路線バスはエリア内のすみずみまで網羅しています。自宅から目的地の最寄りの停留所まで移動して「車がなくても楽にお出掛けできた」といった感想も多く寄せられているそうです。

 西鉄は毎年6月5日を「グランドパス65の日」と定め、2019年は「わたしの平成バス物語」をテーマにパス保有者から作文を募集しました。349通もの応募作品にはパスの活用アイデアが満載で、「新たなエリアへ足を伸ばしたり、趣味を見つけたり、皆さんとにかくアクティブです」と樋田さん。パスを持つ人同士がバスの中で仲良くなる「パス仲間」の報告が多かったのが印象的だったと言います。


「グランドパス65の日 わたしの平成バス物語」作品はこちら
http://www.nishitetsu.jp/files/uploads/GP65_web.pdf

 

路線バス以外の交通機関の利用もお得に

 グランドパス65は、路線バス以外の交通機関の利用もお得になります。高速バスと特急バスの対象路線の運賃が半額になる他、2020年3月31日まではグランドパス65が搭載されたnimocaカードを使って西鉄電車に乗ると、支払い運賃の半額がポイントで返ってきます。

 65歳の誕生日の前後1カ月間は、1カ月券がなんと2000円オフの4100円で購入できるという「グランドパス65誕生日券」も見逃せません。

 今後も社会の変化に柔軟に対応していくという西鉄。2019年10月からはホテルのようなくつろぎの空間を備えた12席限定のラグジュアリーバス「GRANDAYS(グランデイズ)」の運行も始まっています。

 詳細はGRANDAYSホームページをご覧ください。 https://www.grandays.jp/

今までにないラグジュアリーなバス「GURANDAYS」

2名掛けシートを6列に配置し、空間を贅沢に使用

※掲載されている情報は、2020年1月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

Fukuoka FUN LIFE Project  ~高齢ドライバーによる事故を減らすために~

 高齢のドライバーによる自動車事故が相次ぎ、大きな社会問題となっています。その背景には「車がないと移動手段に困る」という利便性の問題や「自分は大丈夫」といった過信、車への愛着などがあります。
 西日本新聞社とQラボ(九州しあわせ共創ラボ)は、各関係団体と協力し、安全で誰もが安心して暮らせる福岡を目指す企画「Fukuoka FUN LIFE Project~高齢ドライバーによる事故を減らすために~」をスタートさせました。車を取り巻くテクノロジーの進化や加齢による運転技能の低下を補う方法など、事故防止につながる情報を発信し、「これからの運転」を考えるきっかけを提供していきます。

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【無料セミナー】これからの店舗集客・運営(人材確保)を成功させるヒント

2020年1月7日(火)

西日本新聞社とアウモ株式会社は、「飲食店様」「B to Cサービス事業者様」向けのセミナーを、2月25日(火)に西日本新聞会館(福岡市中央区)で開催します。

飲食店や宿泊施設、レジャー施設にとって今や「当たり前」となった予約サイト。
「予約サイト、およびサイト内広告で顧客を獲得する」という営業活動は、この20年で常識となりました。

しかし、スマートフォンの普及で、ユーザーの行動が変わってきています。

「お店・施設を認知するきっかけ」は、従来は「予約サイトのトップページから辿って」という導線でしたが、今は、アプリやweb/SNSから情報を得て、そしてGoogle等の検索エンジンで詳細を調べ、

 ・ポイントを貯めたいから
 ・口コミが見たいから
 ・クーポンを使用したいから

上記のような理由によって「予約サイトで成約」という動きが主流となってきています。
つまり、今後「予約サイトは予約確定のツールの1つ」と考えなければならない時代です。

そこで、新規顧客を獲得するために潜在ニーズを持ったユーザーに対していかに情報を届けるか、のヒントを同セミナーでご説明。

「お店・施設のこだわりやおすすめポイント」を写真と文章で表現し、「記事」から集客するコツをWEBコンテンツマーケティングのスペシャリストが語ります。

また、昨今の「採用難」「人材不足」や、「インバウンド集客」等の課題に対応するヒントも!ぜひ、この機会にご参加ください。

西日本新聞社主催セミナー「これからの店舗集客・運営(人材確保)を成功させるヒント」

■日時

2月25日(金) 14時~15時30分予定(申し込み締切り 2月19日)

■会場

西日本新聞会館 10階会議室(福岡市中央区天神1-4-1)

■定員

10名

■申し込み

こちらのフォームから req.qubo.jp/nnpmediabusiness/form/LaO7sqCG

■内容(予定)

第1部 令和時代の集客の鍵はUXとテクノロジー

    アウモ株式会社 福岡支社 マネージャー 中石 匡彦

第2部 「人材確保」と「インバウンド集客」を低リスクで実現

    西日本新聞社 メディアビジネス部 坂田 和之

    株式会社ファン・ナウ・ジャパン 事業開発部 マネージャー 野波 勇希氏

■主催

西日本新聞社、アウモ株式会社

【九州大学】「将来設計」に向けた学びを実現

2019年12月20日(金)

 志望大学・学部を選択する際、「何を学び、自身の将来にどう生かすか」という観点が重要なのは言うまでもありません。『共創的課題解決力』育成を目指して開設された九大共創学部のこれまでの学びについて、先生および学生たちに尋ねました。

「基礎」の上に多彩な知識を


 ご家族の見舞いで病院に通ううちに、MRIで画像診断を行う放射線技師を目指そうと考え始めた豊田さん。「でも、臨床につくより、子どもでも怖くないようなMRIをデザインする方に関心が沸いてきて。同時に、小児科のプレイルームで遊べないような病気の子どもたちに、何かしてあげられる仕事もやってみたくなり」…と、色々な将来像を思い描くうち、自分で課題を見つけ、解決方法を学際的に学べる共創学部への進学を決めたそう。「現在は、子どもを取り巻く環境全般の改善に取り組みたいと考えています」

 一方、進路決定直前まで医学部を目指していた足立さんですが、「もっと大きな視点から、脳科学と工学、医学をミックスして、大勢の人を疾患から守れるような研究分野はないだろうかと考え始めました」。もともと、興味ある分野なら文系・理系を問わず学ぶタイプだったので、「学部の垣根を超えて学べる共創学部を選びました」

 このように、将来に向けた意志や熱意を持つ学生が集まる共創学部。仙田准教授も、「学生たちは、これまでに無い学びを期待して入学するのですから、我々も分野が異なる教員同士で話し合いながら、どんなものを提供できるかを真剣に考えています」「ただし大切なのは、学問の基礎。べースがしっかりしていなければ、その先にある課題の解決法を主体的に見つけられなくなるからです」(仙田准教授)。
豊田さん、足立さんとも「1年の時は『自分のやりたいこととは関係ない講義なのに…』と感じることもありましたが、最近は、色々な分野のことを学んでおかないと、その上には進めない。その多様性こそ共創学部」と感じるようになったそうです。

九州大学


 世界に開かれた基幹的総合大学。すべての分野において世界のトップ百大学に躍進することを目指し、「自律的に改革を続け、教育の質を国際的に保証するとともに、常に未来の課題に挑戦する活力に満ちた最高水準の研究・教育拠点となる」を基本理念としています。

〒819-0395
福岡県福岡市西区元岡744
☎092-802-2004(入試に関する問合せ)
☎092-802-5811(記事に関する問合せ)

●入試の詳しい情報はこちら

 

企画・制作/西日本新聞社メディアビジネス局

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【久留米大学】「文医融合」の教育環境が可能性を広げる

2019年12月19日(木)

 医学部及び付属病院を持つ強みを生かした「文医融合」の教育を通じて、地域医療はもちろん、地域の経済・産業、文化にも貢献できる人材を育成する久留米大学。文系・医系の垣根を越えた学部横断的な学びが、在学生たちの可能性を大きく広げます。

充実した教育環境とサポート体制

 医学部以外にも、人間健康学部のスポーツ医科学科や総合子ども学科、文学部の心理学科や社会福祉学科など、『心身の健康』に深く関わる学問領域を擁する久留米大。スポーツトレーナーや保健体育教諭、保育士、公認心理士など、在学生たちが目指す職種はさまざまですが、いずれも人間の身体や心、発育・発達に関わる分野だけに、医学的な知識が重要です。

「単なる学問としてだけでなく、教育現場や医療現場、福祉施設等を訪問して心理士の仕事の一部を体験するなど、実践的に学べる点が久留米大の良さ。付属病院や先生方と密に連携しているので、学べる分野もより広くなります。また、伝統のある大学なので、国家資格取得に対するサポート体制も充実しています」と語る、文学部心理学科4年の曲渕翔さん。

医学部医学科3年の別府仙梨さんも、「久留米大医学部は、臨床医学の学びだけでなく、基礎医学の実践学習にも力を入れています。3年の夏に、国内外の研究室に入り、実際に研究に触れる「RMCP※」と呼ばれる独自のプログラムがあります。アットホームな雰囲気で、学生と先生方との距離も近い分、臨床現場のさまざまな情報を得られるのも久留米大の良さですね」と、『実践的な学び』と『相談しやすい教育環境』を実感しているそう。

「すこやかな『次代』と『人』を創る研究拠点大学」を目指す同大は、「THE世界大学ランキング2020」において国内の私立大学で5位(同位)にランクイン。今後も教育・研究のさらなる質の向上を目指し、さまざまな活動に取り組んでいきます。
※Research Mind Cultivation Program

久留米大学

2018年4月、創立90周年を迎えた久留米大学。 2017年4月、23年ぶりの新学部「人間健康学部」(総合子ども学科・スポーツ医科学科)を新設し、6学部13学科を擁する総合大学として、「実践的人材の育成」「地域文化への貢献」という大学理念の具現化のためにさらなる発展を目指します。

〒839-8502
福岡県久留米市御井町1635
☎0942-43-4411

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【純真学園大学】学園祭を通じて高まるプロ意識

2019年12月19日(木)

 臨床の現場で活躍する医療人を育成するための、4学科を擁する純真学園大学。その専門性を地域の健康づくりに役立てるため、学園祭では一般の方々が気軽に参加できる『健康フェスティバル』を開催しています。

「分かりやすさ」の重要性を実感

 参加者の方から「『この計測は何の役に立つの?』という質問が多かったです。説明をしながら、『分かりやすく伝える』ことの大切さを痛感しました」と語る、看護学科4年の日隈萌衣さん。同学科の前田小貴子さんも、「先生から『自分自身が理解していないと説明できない』と聞いていて、自分なりに説明を考えたのですが、確実に納得してもらうのはなかなか難しい」ことを実感したそう。

 2人は、先ごろ西鉄大橋駅前で開催された『健康フェスティバル』で、足指筋力測定のブースを担当しました。頸動脈エコーや肺活量、血管年齢、骨密度などの測定を、無料で実施する同イベント。足指筋力は、転びそうになった時にグッと踏みとどまる能力に直結するのですが、一般的な健診メニューではないので、計測の必要性が判らない参加者も多かったようです。

 「『退院支援業務』に関心があるのですが、患者さんだけでなくご家族も納得できるように説明するためのポイントを、もっと考えなきゃいけないと思いました」(前田さん)、「私は、祖父が透析治療を受けていたことなどから就職後も腎臓内科への配属を希望しています。長く付き合わねばならない治療ですから、臨床での声かけや看護を通じて、患者さんの人生にどう関わるべきかを考えるきっかけになりました」(日隈さん)。
福岡市及び近郊の総合病院から内定を受けている2人にとって、『健康フェスティバル』はプロ意識をさらに高める機会になったようです。

純真学園大学


 今年8月に新棟「Medical Learning Center」が完成。1Fにはカフェレストランがオープン!
 120名が一同に実習できる基礎看護実習室は、ベッドが32床、上部にテレビモニターを多数配置し、手順や手ほどき動画を見ながら、よりアクティブに学べる教育環境が整いました。

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